
あなたが失敗して「さらなるビビリ」を作ってしまっては元も子もありません。
縮毛矯正のトラブルにより起こったビビリ・チリチリの補修 ・修正・修復をする場合は、現場を一時も離れないと言う覚悟が必要です。
ビビリの状態が酷い時・自分自身の手に負えない時・修復する自信が無い場合は、施術をお断りする勇気を持つ事も大切です。
正直で誠意ある対応が更なる信頼を生みます!
その上で補修 ・修正・修復をする場合は最初に「大丈夫ですよ」の一言を言いましょう!
不安を感じているお客様にとって「大丈夫ですよ」の一言は最も欲している魔法の言葉です。
他店の矯正で何故ビビリが出たのか?をカンタンに説明し今日の施術方針もお話しましょう。
髪の状態を観察し、最初にどの程度の修復が可能なのかを告げる事が重要です。
この場合、オーバートークする必要はありません!
私の場合「100%の状態には戻りませんがよろしいですか?」と言う言葉を必ず入れます。
お客様も、ビビリの状態が酷ければ酷いほど「元に戻らなくても仕方が無い・少しでもよくなれば嬉しい」 と言う心理になりますので、補修が可能な範囲をあらかじめ言っておく事で、ある意味余裕を持って施術する事が出来ます。
では・・・
拙者が実際にやっているビビリの補修 ・修正・修復プロセスを説明いたす!
ただし、これはあくまでも拙者(矯正屋)のやり方であって、これだけが正解!と言うわけでは無い・・・
他の「縮毛矯正助っ人侍」達は、もっと凄いテクを持っておるものもいるかも知れんぞ! ふふふふ
もちろん・・・
ここで説明しているのは、基本的なやり方・考え方じゃ!
これをベースに、ダメージの状態に合わせて変化させるわけじゃな!
実践で勝つには経験が最も大切でござる!
マニュアルに頼っていると、実践はお陀仏になる事もあるので肝に銘じておくでござる!
a・プレシャンプー(通常リンシングのみ)その際にラメラメ1
b・ベルロCMC 2倍希釈液塗布
c・ペリセア50倍溶液をダメージ部中心に塗布します
(ビビリ毛は吸水性になっています。ラメラ液晶構造の構築を考慮し、ここまでのプロセスで脂質を十分に補給していくわけです)
d・水分を少し取るために、ドライヤーでドライ
e・γケラトースの20〜50%希釈溶液を塗布
冷風で30%までドライ→その後温風で90%までドライ
a・スピエラ1剤を塗布します。
超ダメージヘアーをアルカリ膨潤させると「ビビリ」に直結しますので、膨潤しないで「還元」させる「酸性領域の還元剤スピエラ」を使います。
場合により・スピエラ+CMC・スピエラ+セラミド・スピエラ+ヒアルロン酸などを配合する。
スピエラでも1分で完了する場合も有り気を抜けない場面です。
スピエラは膨潤しませんので、膨潤度を見るのではなく指で髪の表面がなめらかになったのを確認する。(指の感覚が重要)
b・放置タイム後にヘマチンを塗布して流し行程にはいります。
今は、 スピエラを多用しますが、以前は「酸性のコールド液」や「酸性の矯正剤ロゼブラン」を使っていました。
「酸性の矯正剤ロゼブラン」1に対して、ヒアルロン酸を3 の割合でブレンドして使うわけです。
これでも、相当にいい結果が出ていました!
■目的=内部強化&疑似キューティクルを創る
a・流し〜ラメ1
b・ベルロCMC2倍希釈を塗布
※乾かないのでベルロCMC2倍希釈はつけすぎ無いこと!
c・γケラトースの20〜50%希釈溶液を塗布
冷風〜温風で70%乾かす
d・キトサン(アクアプロテクト) 原液〜20倍液塗布/状態に合わせて濃度を変える
e・ツインブラシでノンテンションブローをする
ノンテンションで毛先がビビら無いことを確認しながら乾燥!このとき絶対にオーバーブローにならないように注意!
テンションは絶対に引っぱてはだめ!!
「お客様の頭が動かない程度のテンション」でありながら「パネルがたるまない程度のテンション」です。※ツインブラシをギュッっと握りすぎずノンテンションでブローすること!!
ツインブラシ終了後、アイロンによりパーフェクトドライをします。
ここで、毛先が真っ直ぐ綺麗になっていることが大事です。
またアイロンをあてすぎるとオーバードライになり縮れの原因になりますので注意してください。
【注意1】
アイロンの温度を低めに設定(110〜120℃)ほとんどテンションを加えずスルー
アイロンパネルの一方に、天竺布を巻くとさらに良い(その際の温度は130〜140℃設定)
プレスする圧力はかけずに、髪に残った水分をとばすことを目的とします。
※これにより「脱水縮合」を生みます。
過度のアイロンプレスでタンパク質変性を生じさせたら、プレスしたパネルに白っぽい帯が出来ます。
※この白っぽい帯が出たら失敗です。前回矯正のアイロンプレスでタンパク質変性を生じさせている場合もこの白っぽい帯は出ます。
【注意2】
状態によって、アイロン前に油分を補給する事もあります。
ハホニコの十六油を使います。
【注意3】
状態により、アイロンに豚皮をまいたり、布をまいたりします。
キトサンを使った時は、こう言った手間をかけたほうが良い結果が出るように感じます。
a・2液塗布
ビビリのある髪の酸化剤はブロム酸が良いでしょう!※過水だと表面のみ酸化してしまう恐れがあり。過収斂してしまうので無意味にpHをいじりすぎないように注意。
特に気になる場合は、ブロム酸原液〜2倍(ブロム80 : セラミド40 : CMC40)で10分+10分でゆっくりと時間をかけて酸化!
b・流し〜ラメラベース3
c・ペリセア/100倍溶液+キトサン(アクアプロテクト)/10倍溶液を塗布して仕上げます。
d・十六油を髪に少量なじませ、カンタンにアイロンスルー
ビビリ補正の効果を持続していただくには、シャンプー剤や仕上げ剤を変更して頂かなくてはなりません。
市販されてるシャンプーのご使用を禁止する事を伝え、ホームケア製品をお客様とご相談して下さい。
何故、ホームケア製品をアドバイスする事(店販)が重要なのか・・・と言うと!
私達がどんなに最高の技術を使って髪質を改善しても、お客様自身のケアが間違っていたとしたら「あの店は下手だ」と言うことになってしまうからです。
ホームケア製品のアドバイス(店販)に前向きで無いサロンは・・・
「お店を出るときだけキレイだったら良い!」と言う無責任な姿勢のサロンだと思います。
ご家庭でのホームケアにまで責任を持つ!
と言う姿勢があれば、自然とホームケア製品のアドバイス(店販)が出来るはずです。

う〜む・・・
なるほど!解り申した
ビビリの補修 ・修正・修復奥が深いでござるなぁ!
「最も大切なのは経験値」
肝に銘じて精進する所存でござる!
>>続きはこちら
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